二度と戻らないと決心した
不思議な瞳の少女に別れを告げ
ぼくはここから旅立った
きみは覚えているだろうか
明日も逢おうと約束して
去っていったぼくのことを
男はいつの時代も冒険を夢見る
生まれた場所から羽ばたく
大人になったばかりのぼくに
きみはささやいた
子供から大人に移る過渡期の
揺れ動く心にしみた言葉
「たとえ
六十四歳になっても
わたしはあなたを愛するわ」
その言葉だけを胸に
ぼくはこれより永遠に生きる
永久(とわ)にきみを想い
永久(とわ)に贈り続けよう
きみだけのために
ぼくは生きつづけようと
その強い想いは必ずきみに届く
光速を越えて時を越えて