孤独で寒くて独りで泣いている あなたはいつも泣いている 闇に沈み込み 光を求めて 一歩一歩 疲れても傷ついても それでも一筋の希望を探し 夢よ世界よわたしを照らしてと 独り歩き続け 時が過ぎるのは残酷か 時が流れるのは優しさか 闇よ愛しい闇よわたしを導いてと 抜け出せないのは愛か 抜け出すのは勇気か 許しはいつも傍に 誰かは常に其処に 限界でも泣いても縋り付いても いつか何もかもがおしまいに辿り着く 消えても 沈んでも 楽をしても 空しさ感じても 孤独はあなたを捕らえて放さないだろう その温かい腕(かいな)に抱き あなたを永遠の安らぎに連れ去っていくだろう 目を閉じたあなたは美しい 深呼吸するあなたの胸が艶かしい 何かを振り切ろうとしているが 何かを引き寄せようとしている そう見える そう感じる 今ゆっくりと瞳開き─── 絶望か? 悔恨か? あるいは 諦観か? 広がる暗黒は何も変わらず だが 求めるならば 心から求めるならば 何処にあるのだと求めるのならば あなたは光を見出すだろう 道なき道に 音なき闇に あなたはいずれ見出すだろう 冷たき風をまとい あなたは歩き続け あなたを待つ者に いつの日か─── この流れる世界で この静かな場所で ただあなただけが歩く あなただけの光求め 闇はいつか晴れる 必ず晴れる 信じるだけでいい そういうものだよ |
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